集合名詞とは、複数の人や物の集まりを一つの語で表す名詞です。重要なのは「話し手の視点」です:
ネイティブスピーカーは、集合名詞を使うとき無意識に「一つのかたまりとして見ているか、それとも中の個人個人を意識しているか」を考えています。例えば、familyについて「家族という単位」を思い浮かべれば単数、「お父さん、お母さん、子供たち一人一人」を思い浮かべれば複数になります。
以下の集合名詞は常に複数扱いします:
| 名詞 | 意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| people | 人々 | personの複数形的な意味 |
| police | 警察 | 警察官たちの集まり |
| cattle | 牛(複数頭) | 個々の牛を意識 |
| staff | 職員 | 職員一人一人を重視 |
policeを単数扱いする間違いが頻出です:
policeは「警察官たち」という個人の集まりなので、常に複数扱いです。
以下の集合名詞は文脈次第で単数・複数が決まります:
| 名詞 | 単数扱い(全体として) | 複数扱い(個々として) |
|---|---|---|
| family | 家族という単位 | 家族の各メンバー |
| team | チームという組織 | チームの各選手 |
| committee | 委員会という機関 | 委員会の各委員 |
| government | 政府という機関 | 政府の各官僚 |
動詞の意味を考えてみましょう:
集合名詞の単数・複数判断のチェックポイント:
集合名詞を受ける代名詞も単数・複数を一致させる必要があります:
| 種類 | 名詞 | 扱い | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 常に複数 | people | 複数のみ | Many people are... |
| police | 複数のみ | The police are... | |
| cattle | 複数のみ | 数詞不可(many cattle) | |
| staff | 複数のみ | The staff are... | |
| 文脈次第 | family | 単/複 | 全体 vs 各メンバー |
| team | 単/複 | 組織 vs 各選手 | |
| committee | 単/複 | 機関 vs 各委員 | |
| government | 単/複 | 機関 vs 各官僚 | |
| class | 単/複 | クラス vs 各生徒 |
「PPCS」で常に複数扱いを覚える:
これら以外の集合名詞は基本的に文脈次第で単数・複数が決まります。
正解:2. are
解説:peopleは常に複数扱いの集合名詞です。「多くの人々」という意味で、主語が複数なので動詞も複数形のareを選びます。現在の状況を表すので現在形が適切です。
正解:2. they
解説:前半では"won"(勝った)という全体としての行為なので単数扱いですが、後半の"celebrated"(祝った)は各選手個人の行為です。文脈から個人に焦点が移っているので、主語には複数のtheyを使います。
正解:1. government have → government has と 3. staff is → staff are
解説:「政府が新政策を発表した」は政府機関としての行為なので単数扱い(government has)。一方、staffは常に複数扱いなので"staff are"が正解。"their individual reports"は各職員の個別報告書なので複数のtheirが適切です。