at seven、on Monday、in April ── 時を表す前置詞は時間の「幅」で使い分けます。
「点」のat、「日」のon、「広い幅」のin。さらに during / for / by / until の区別も頻出です。
イメージで整理すれば、迷わず使いこなせるようになります。
at:時の一点(時刻・特定の瞬間)── at seven / at noon / at midnight
on:特定の日(曜日・日付)── on Monday / on May 5th / on Christmas Day
in:広い幅のある時間(月・年・季節・朝昼夜)── in April / in 2025 / in summer / in the morning
| 前置詞 | 時間の幅 | 使う場面 | 例 |
|---|---|---|---|
| at | 点 | 時刻、正午、真夜中 | at seven / at noon / at night |
| on | 日 | 曜日、日付、祝日 | on Monday / on May 5th |
| in | 幅広い期間 | 月、年、季節、朝昼夕 | in April / in 2025 / in the morning |
「夜に」は in the evening ではなく at night です。night は「暗闇」を1つの点のように捉えるため at を使います。
○ 正:at night(夜に)
○ 正:in the evening(夕方に ─ evening は幅のある時間)
ただし「金曜日の夜に」のように特定の日が加わると on Friday night となります。
不特定の日の「朝・午後・夕方」には in(in the morning / in the afternoon / in the evening)を使いますが、 特定の日が加わったり、形容詞で修飾されたりすると on に変わります。
on Monday morning(月曜日の朝に)
on a hot summer afternoon(暑い夏の午後に)
on the evening of October 19(10月19日の夕方に)
last / next / this / every + 時を表す名詞は、前置詞なしで副詞句の働きをします。 これは頻出の注意点です。
during と for はどちらも「〜の間」と訳されますが、意味は異なります。
during A:「A(特定の期間)の間に」── A には定冠詞・所有格などのついた名詞が来る
for A:「A(の時間)の間ずっと」── A には数詞などのついた名詞が来る
by と till(until)はどちらも「〜まで」と訳されますが、意味はまったく異なります。
by A:「Aまでに(する)」── 動作が完了する期限・締め切り
till / until A:「Aまで(ずっと)」── 同じ状態が継続すること
by のコアイメージは「近い(近接)」です。「11時までに終わらせる」というとき、そのできごとが期限の「間際」に起こるように感じられます。この「近さ」が、by が期限を表す理由です。
一方、until は「その時点まで同じ状態が続く」ことを表します。by は「点」、until は「線」と覚えましょう。
in と within はどちらも時間の経過に使われますが、意味が異なります。
in A:「これからA(の時間が)経つと / 今からA後に」── 未来の一点
within A:「これからA以内に(Aを超えないで)」── 期間の上限
時を表す前置詞を学んだら、次のトピックへ進みましょう。
Q1. at / on / in を時間の幅の観点から説明してください。
Q2. during と for の違いを説明してください。
Q3. 「10時までにここに戻ります」と「10時までここにいます」を英語で書き分けてください。
Q4. 「1時間後に戻る」と「1時間以内に戻る」を英語で書き分けてください。
この記事で学んだ内容を、入試形式の問題で確認しましょう。
I have breakfast ( ) seven in the morning.
③ at
判断のポイント:seven(7時)は「時刻」であり、時の一点を表します。
時の一点には at を使うため、③ at が正解です。後半の in the morning の in は、morning という幅のある時間に対して使われています。
「私は朝7時に朝食を食べます。」
He is still painting the picture but will finish ( ) a week or two.
④ in
判断のポイント:「これから1、2週間経つと」という時の経過を表す場面です。
in は「今から〜後に」という未来の一点を表し、will と一緒に使われることが多いです。④ in が正解。
② for を入れると「1、2週間ずっと終える」という不自然な意味になります。
「彼はまだ絵の制作中だが、あと1、2週間で終えるだろう。」
I will continue analyzing this data ( ) the end of this academic year.
③ till
判断のポイント:動詞 continue(続ける)は状態の継続を表します。
「この学年度末まで分析を続ける」という文脈なので、継続を表す ③ till(= until)が正解です。① by を使うと「学年度末までに分析を続ける」となり、期限の意味では不自然です。