最上級の基本に加えて、最上級の強調、そして原級や比較級で最上級の意味を表す書き換えは入試の最重要テーマです。
3つの表現形式をマスターすれば、比較の問題に自信を持って挑めます。
最上級には普通 the が伴います。「もっとも〜」「一番〜」なら自然と1つに決まるからです。 そして「どの中で一番なのか」をin(場所・グループ)やof(数・全体)で示します。
最上級を強調するには、by far(断然)、the very + 最上級(まさしく〜)を使います。 また「〜番目に...な」は the + 序数 + 最上級 で表します。
by far the + 最上級:「断然〜 / 他とかけ離れて〜」
the very + 最上級:「まさしく〜」
the + 序数 + 最上級:「〜番目に...な」(例:the second largest)
one of the + 最上級 + 名詞の複数形:「もっとも〜なうちの1つ」
the + 最上級 + 名詞 + (that) + S + have ever + 過去分詞
「Sがこれまで...した中で一番〜な(名詞)」
ever は「いつの時点をとっても」を意味します。現在完了と組み合わせると「これまでのどの時点をとっても」となり、「今までで一番」の意味が生まれます。
最上級が「1番」を表し、have ever done が「全期間を通じて」を表すため、この2つは最強のコンビネーションです。
「もっとも〜」は最上級を使わなくても表現できます。原級や比較級を使った最上級相当表現は、入試で書き換え問題として頻出します。
原級パターン:No (other) ... is as [so] + 原級 + as A.「Aほど〜な...は他にない」
比較級パターン1:No (other) ... is + 比較級 + than A.「Aより〜な...は他にない」
比較級パターン2:A is + 比較級 + than any other + 単数名詞.「Aは他のどの...よりも〜」
「他のどの...よりも」は than any other + 単数名詞 です。複数形にしないように注意しましょう。
✕ 誤:Mt. Fuji is higher than any other mountains in Japan.
○ 正:Mt. Fuji is higher than any other mountain in Japan.
any は「どの1つをとっても」なので、名詞は単数形になります。
人について述べるときは nothing / anything の代わりに no one [nobody] / anyone [anybody] を使います。
No one on the team is taller than him.(チームの誰も彼より背が高くない)
He is taller than anyone else on the team.(彼はチームの他の誰よりも背が高い)
Q1. 最上級を強調する表現を2つ挙げてください。
Q2. 「富士山は日本で一番高い山だ」を比較級を使って書き換えてください。
Q3. one of the + 最上級 のあとの名詞は単数形ですか複数形ですか。
Q4. 「これはこれまで見た中で最高の映画だ」を英語にしてください。
Diamonds are ( ) all substances: they can be cut only by other diamonds.
① the hardest of
「ダイヤモンドはすべての物質の中でもっとも硬い」。all substances(全体の中で)に対して of を使い、最上級 the hardest of が正解。
次の2文がほぼ同じ意味になるように空所を埋めなさい。
(a) Health is the most precious thing.
(b) ( ) is more precious ( ) health.
Nothing ... than
最上級 → 比較級の書き換え。「健康より大切なものは何もない」= Nothing is more precious than health. 最上級相当表現の代表的パターンです。
次の英文の下線部のうち、誤りを含む箇所を選びなさい。
Of all the films released this month, the one with lots of special effects is ①too far ②the most ③exciting ④film.
① too far → by far
最上級を強調するのは by far(断然)です。too far は「あまりにも遠い」という別の意味。最上級の強調として too far は使えません。