英語の修飾には「指定」と「説明」の2パターンがあります。前に置けば指定(限定)、後ろに置けば説明(描写)。この原理を理解することで、複雑な英文も論理的に読み書きできるようになります。
英語の修飾には2つのルールがあります:
これは英語の根本原理で、形容詞・副詞・句・節すべてに当てはまります。
something interesting は代名詞+形容詞の特殊な語順です。通常の名詞では「interesting book」のように前置きしますが、something, anything, nothing などの代名詞の場合は、形容詞を後ろに置きます。これは後ろ置き修飾の一例ですが、代名詞特有の語順規則でもあります。
前に置かれた修飾語句は、「どの」「どんな」を明確にする機能があります。聞き手に対して「私が言っているのはコレです」と指定する感覚です。
前置き修飾は「予告」の感覚です。「これから話すのは○○についてですよ」と聞き手に準備してもらう気持ちで使います。日本語でも「あの赤い車」と言うとき、「赤い」で相手の注意を引いてから「車」を特定しますね。
後ろに置かれた修飾語句には2種類あります。コンマなしの後置(前置詞句や制限用法の関係詞節など)は、どの名詞かを特定する「限定」の働きをします。一方、コンマ付きの後置(非制限用法)は「ちなみに〜です」と補足情報を加える働きをします。
後ろ置き修飾は「補足」の感覚です。まずメインの内容を伝えてから、「ついでに言うと〜」「詳しく言えば〜」という気持ちで情報を追加します。会話でも「あの人、背が高くて親切な人」というように、後から詳しい情報を付け足しますね。
形容詞の位置で意味が大きく変わることがあります:
available, possible, necessary などは all・only・最上級などを伴うと後置が好まれます(the only seat available, all the information available)。単独では an available chair, a possible solution のように前置きが一般的です。
形容詞の位置に関する問題では、「長い表現は後ろ」「短い表現は前」という原則を思い出しましょう。また、something/anything + 形容詞 の語順も頻出です。
副詞も前置きと後ろ置きで機能が異なります: